Client
株式会社槇嶋建築
Kind
企業ブランディング
Area
和歌山県
和歌山の中央付近に位置する中紀エリアで長年大工業を営み、地域では大工として名前が通るほどに技術が売りの会社である槇嶋建築様。大工として地域一番になるという目標を叶えた後に向かうは地域No.1の評価を得る工務店になること。ブランディングサポートを通して、自社の理念や設計基準を理解した建築士との意匠設計・兄でもある構造設計事務所とのコラボで地域では類を見ない形態で高気密高断熱住宅を提供しています。槇嶋建築様には、経営者としてのビジョン構築・事業計画立案・設計基準作成など次の経営スタイルを導き出す形でサービスをご提供しました。
STORY
槇嶋建築様との出会いは、自然素材がきっかけでした。代表の南が輸入建材商社に勤めていた当時に、自然塗料や天然漆喰の素材をご提案したことに始まります。槇嶋様は当時から、LIXIL社のスーパーウォール工法(SW工法)を活用され高気密高断熱住宅に取り組んでおられました。ただ、エリアでの大工の槇嶋として安くやるなら槇嶋さんだという印象が強く、提案の障壁がコストでありなかなか思うように建てたい家が建てられずにいたのです。そこで、ブランディングを通して改めて自分が建てたい家はなんなのかを具体的にして、設計基準を作成、標準仕様もしっかりとした形で提案できる用意を整えたのです。さらに、槇嶋様は一度モチベーションにしていたことを達成した故の燃え尽き症候群のようにもなっていることに悩んでおり、次の一手を打ち、さらに会社を進歩させていくのか、このままを維持するのかに悩んでおられました。そこで、改めて社長の中でやりことは何なのかを明確して、過疎化が進む御坊市という街を豊かにするために「この街が好きをつくりたい工務店」というコンセプトを立ち上げたのです。
BRAND CONCEPT
WORKS
協業体制を活かした営業手法
槇嶋建築様では、建築士×大工という強みを主軸に置いた「営業手法と営業フロー」を構築いたしました。ヒアリング方法〜現地環境調査からのプラン作成フローの構築、プレゼンテーションの方法にこだわりを持たせて、口下手という槇嶋社長が話しやすい環境を構築しました。
コラボでブランドデザイン強化
家づくりにおいては、家具や外構・観葉植物を企業やデザイナーと協業することで魅せる力を高めました。また、専属のカメラマンと撮影慣習化し、写真や動画での魅せる力も強化させています。
地域に開いた工務店へ
槇嶋建築のアイデンティティとなっている「この街が好きをつくりたい工務店」というテーマに対して、会社がどのように建築事業以外を取り組んでいくかのアクションプランを構築し、街に開いた工務店としての取り組みを支援させていただきました。