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Client

株式会社KEN建築工房
(KEN ARCHITECT STUDIO)

Kind

注文住宅ブランディング

Area

大阪府

「やりたいことをやるという発想を失ってしまっていた大工工務店」、そんな会社を変えていくために家づくりや経営そのものをどのように変えていけば良いか、右も左も分からない。そんな時に出会ったのが私たちでした。大阪の地域工務店として数ある競合とどのように戦っていくのか、大工として本当に建てたい家はどういった形なのか、そして経営の10年後を共に描いたブランディング事例です。

STORY

ストーリー イメージ写真

高気密高断熱住宅や地域に密着したリフォームを展開はしているものの、競合とのコスト勝負から脱却できずに悩まれていた社長。しかし、社長の経歴を伺うと建築家との仕事を数多くこなしてきた大工であったことなどから、大工として設計にもこだわったデザイン・性能・素材を追求した家づくりが向いているのでは?そんな所からブランディングは始まりました。学がないと謙遜される社長でしたが、論理的ではないにしても、感覚で経営に必要なことを感じ取っている天才肌。経営理念や経営計画、設計思想づくりを通して、やりたい仕事を見つけていただき、それらを提案する上で必要な要素を揃えていきました。高性能な木の家だけに留まらず、地域の工務店としてどんな存在であるかを考え、リフォームの展開方法、性能向上リノベーションへの取り組み、地域への情報発信から集合住宅や非住宅へと事業を多角化・多層化させていきました。広報活動は少ない状態ですが、口コミを活かした小規模工務店らしい経営を今では実現しています。

BRAND CONCEPT

WORKS

デザイン例

建築として尖る選択を

自社の考えを提案し、自社らしい家づくりを訴求していくことは、集客のターゲットを狭めるからこそ不安が大きいものです。しかし、本ブランディングではターゲットを絞り、建築としてデザインも性能も素材も施工もこだわりを持って尖ることで、選ばれるという結果に繋がりました。

デザイン例

地域性に合わせたリノベーション

営業するエリアは、小規模分譲を行う不動産屋・工務店が多く、会社数が少ない。しかし、過去の開発や築年数からすればリノベーションが刺さりやすいと分析し、その発信を強化。結果として性能向上リノベーションや二世帯住宅リノベーションなど反響を数多く獲得しました。

デザイン例

情報に過不足のないWEBサイト

この工務店様は、既存サイトの情報量が極端に乏しく、そこも改善点でした。SNSやYouTubeの発信はほどほどに、WEBサイトでまずはどういった会社で、どんな家づくりを誰がしているのかをはっきりと示し、そこからの問い合わせにつなげていったのです。

地域工務店と共に、つくり甲斐のある
家づくりを創造し、日本の街づくりに貢献する。

地域の工務店と共に歩んでいく

©︎hitosajinokoto