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元大工さん必見!?少数経営の工務店向け 自社の強みづくりって?

2020/09/01

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みなさん、こんにちは。
ひとさじのことブランドコーディネーターの南です。

地域の工務店の方々と関わる際に、経営者のタイプによって会社の特徴に違いが出ることによく気付きます。
今回は、そんな経験値別の工務店経営について少しお話を。

まず、今回のコラムでは大工社長をピックアップ!!

大工出身の工務店経営者には、是非見てもらいたい記事内容としてまとめてみました。
小規模の大工工務店だからこそできる自社の強みづくりの方法についてです。

大工工務店様とお付き合いしているとよく課題にあがることは以下の事柄です。

・経営理念がない
・自分で全てやらないと気が済まない
・断熱気密性や構造強度には地震があるがそれ以外が心配
・契約書等の整備が整っていない
・集客方法がいまいちわからず、成功例を真似するがうまくいかない
・営業がワンパターン
・設計力が足りない/プレゼン力が足りない
・打ち合わせ回数がとてつもない数になる

などなど。
うむむ、悩ましい問題ばかりですね。

これらを経営者一人で解消するのはなかなか難しいもの。
それぞれの課題に対して、専門的なアプローチが必要になります。

中でも、大工社長の皆様が口を揃えてお話になられるのは、施工品質と民法改正が気になる。
他社との差別化がうまくできていなくて、コストや広さや間取りで検討される。ということです。

法の遵守は当然専門的な機関に相談する必要がありますが、他社との差別化は何か対策ができそうですね。
実際、コストや広さや間取りで検討されう状態は、会社の強みが上手く伝わっていない可能性があります。

実際に、大工工務店の皆様は、自社の強みはどこにあるとお考えですか?
構造ですか?大工造作ですか?断熱気密性能ですか?長期優良住宅などの認定ですか?
それとも、自身の目の届く範囲で良いものを提供することですか?自分自身が現場に出ることですか?

会社によって、考え方は様々あるかと思います。
もちろんどんな強みであれば、それを強く思うことは大切です。

けれど、これからの地域戦略でどのようにしていけば集客につながるかとお悩みになられてるかとも少なからずいることかと。
そんな方が、明確な他者との差別化ですぐに取り組める内容もちゃんとあります!!

それはこの2つです。
①大工仕事以外での施工品質基準向上
②ブランドづくりによる設計力の向上

まずは①の施工品質の部分。
よくあるケースでは、構造の部分では地震があり、耐震性能などでは提案力があると自負される方でも
基礎・配筋部分は、実は下請けに任せていてあまりわかっていないというパターン。

住宅品質の向上は、地域のビルダーやハウスメーカーと、いち大工工務店が戦うには必須の部分です。
まず確認!御社には自社施工品質基準がありますか?

なければ、新築工事の段階を8~10工程ほどに分けて、それぞれの品質基準・施工手引きを作成しましょう。
けれど、全て自分で行うには時間も余裕もない…。ここで役に立つのが、第三者検査機関です。
第三者検査機関とともに施工品質を確認し、それを図面化していくことで、ノウハウを蓄積していくことができ、お客様へのPRポイントにもなるのです。
[ひとさじのことでは、自社品質基準作成のお手伝いもしておりますので、ご相談ください。]

そして、②のブランドづくりによる設計力の向上です。
ここに関しては、みなさんに質問です。

「自社にとっての良い家づくり=?」をすぐに明確な回答をすることができますか?

まずは、ここを突き詰めて考えていく必要があります。
お客様に何を持って、比較検討してもらうかの軸を作ることがブランディングではとても大切になります。
その軸をもとに、デザインを統一したり、仕様を統一したり、設計的な標準化を進めていきます。

こちらについては、毎月ブランディングセミナーで解説とご相談会を行なっております。
実際にその点で悩まれている方は、ぜひ一度受講くださいませ。

ということで、今回はここまで。
また、各種経営者タイプに合わせた内容を更新していきますね。

それでは!

 

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